コンフィグレータの由来
コンフィグレータの由来は… CPQの”C”=”Configure”の”C”
CPQは、configure, price, quoteの頭文字をとったもので、マスターデータに組み込まれた製品/サービスの情報に基づき、製品仕様を選定し(Configure)、価格を算出し(Price)、見積を作成する(Quote)、正しい見積りのためのソリューションです。
CPQという名前が日本で認知されはじめたのは最近のことで、以前はコンフィグレータ(コンフィギュレータ、configurator)と呼ばれており、複雑な製品の仕様を正しく選ぶためのシステムとして知られていました。コンフィグレータという言葉は、コンピュータ用語で「(…に適するように)構成する」や「環境設定する」を意味する”Configure”から来ています。この「特定の用途のために構成する」という意味から、転じて「製品の見積のための選定を行うツール」をコンフィグレータと呼ぶようになりました。そして、見積もりに必要な価格や帳票の仕組みを一体にし、コンフィグレータを活用した見積もりのための一連のソリューションとして、”CPQ”という言葉が認知されるようになりました。CPQの”C”も、もちろん”Configure”の頭文字から来ています。
製品の仕様を正しく選び、価格を正しく算出するため、Configure、つまり「コンフィグレータ」がCPQの核であることは変わりありません。CPQを効果的に活用するためには、コンフィグレータとしての仕様選定の仕組みがしっかりした強いエンジンでなくてはCPQとして意味がないともいえます。