直感的な仕様選定
Order CPQでは、直感的な対話型操作で仕様選定が行えます。
見積作成の場面で、すべての商品を人の手で選択していないでしょうか。人による業務はシンプルですが、製品構成が複雑な場合は、ヒューマンエラーによる手戻りの恐れがあります。豊富な商品ラインナップがあったり、多くの部材やオプションを含む商品を扱われている営業担当の方は、見積もり専用のシステム画面を利用した商品選択がより正確で素早く、効果的です。
Order CPQでは、組み合わせが不可の場合にアラートをポップアップで提示するなど、対話形式で選択を行えます。そのため直感的に理解しやすい操作となっています。
直感的な対話型操作での、見積もりの例をご紹介します。
Step.1 Order CPQへのログイン
Order CPQのログイン画面からログインするか、もしくはSFAなどの外部システムからシングルサインオンすることもできます。
ログインするユーザーによって、言語や通貨、仕切り価格などを制御することができます。代理店や販社、海外の営業活動でも統制をとることができ、販路拡大を支援します。
Step.2 見積もり(商談)の登録
ログインしたら、既に登録している見積を編集するか、新規の見積を登録します。
顧客や見積の属性など、ヘッダー情報を設定します。
Step.3 製品機種の選択
どの製品の見積もりを行うか、製品機種のラインナップから選択します。
顧客の要件から製品機種選定を行いたい場合は、顧客のニーズを選択することで、製品機種を特定する製品ナビゲーションを設けることもできます。製品ナビゲーションを活用することで、製品に詳しくない新人営業や代理店の営業でも、顧客のニーズにあった製品をかんたんに選ぶことができます。
Step.4 仕様選定
選んだ製品機種の仕様を選定します。
コンフィグレーションエンジンが、仕様の組合せ可否や価格を高度に制御することで、常に正しい見積もりを誰でも作成することができます。
営業担当の力量にあわせて、見積もりのアプローチ方法を変えることもできます。たとえば、新人の営業担当を主なユーザーとする場合。難しい製品仕様をみずから選ぶ方法ではなく、知識が不足していても質の高い見積もりを作る仕組みが必要です。顧客の要件から製品仕様を引き当てたり、AIや機械学習を使った推奨仕様のレコメンドを行ったりすることで、直感的な対話型操作により、顧客のニーズに合った見積もりを提供することができます。
逆に、ベテラン営業を対象とする場合は、レコメンドよりも、経験を活かして自由に製品仕様を選ぶ方がベターかもしれません。
Order CPQはマスタ構成や画面の柔軟性が高いため、上記のような本当にやりたい見積もり改革を実現できるのです。
Step.5 仕様の確認
Step.4の仕様選定で見積もった結果が一覧されている画面です。仕様の再確認や見積もりの金額を確認します。
確定した見積もりから、注文書などの帳票や図面の自動作成や、他システムへの情報引き渡しを行うことができます。
以上でOrder CPQによる見積もりは完了です。