マスタのメンテナンスを簡単にする4つのポイント

CPQは、製品の構成とルールを定義するマスタが非常に重要です。「簡単な見積もり」「BOMの自動展開」などの効果は、マスタが適切に整理されてはじめて実現されます。せっかくCPQを導入しても、マスタメンテナンスが大変なCPQでは長期的な効果を得られません。

Order CPQのマスタは、メンテナンスが簡単です。導入ユーザー様では100%自社でメンテナンスいただいております。
Order CPQでは、簡単にマスタメンテナンスできるポイントが4つあります。

ポイント① プログラミング不要

マスタメンテナンスにプログラミングが必要なCPQもありますが、Order CPQではプログラミングは一切不要です。論理式や算術式を使えることが理由です。
プログラミングが出来なくても、製品知識さえあれば、誰でもメンテナンスすることが可能です。

ポイント② エクセルのメンテナンスツール

Order CPQのマスタは、誰もが使い慣れているエクセルがメンテナンスツールとなっています。専用の画面で操作しなくても、直感的にメンテナンス可能です。仕様のIDを日本語で定義できるところも、簡単に管理できるポイントです。
仕様もルールも、製品情報も価格も、すべて同一のエクセルテンプレート上で管理できます。どんなに製品が複雑でも、管理が分散しません。

ポイント③ 製品構成をモデル化して提供

見積もる製品の構成によって、適したメンテナンスのテンプレートは様々です。Order CPQでは、対象の製品構成をモデル化し、製品個別のテンプレートを提供できます。
製品個別のテンプレートにより、最適なメンテナンスが実現されます。

ポイント④ 検証ツールを提供可能

複雑な構成とルールを組み込むCPQのマスタは、人の目だけで整合性をチェックすることは大変です。
Order CPQでは、マスタの検証ツールを提供できます。検証ツールは、作成したマスタに矛盾がないかの検証するサポートをします。
また、Order CPQのコンフィグレーションエンジンでは、制約を一方向にはたらくものとして定義します(「オプションロジック記述式」と呼びます)。制約が一方向であるため、マスタの検証が容易であることも、検証しやすさの秘訣です。